【3月に注意してほしい感染症】1位はRSウイルス感染症 2位はヒトメタニューモウイルス感染症 3位は伝染性紅斑(りんご病) 4位はA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)【要注意】麻しん(はしか)/1位.RSウイルス感染症:年明けから徐々に増え始めています。今までの傾向では、関西地方での流行は比較的早く、その後、時間をかけてゆっくりと東日本へ流行の中心が移っていきます。/2位.ヒトメタニューモウイルス感染症:年代に関係なく感染します。症状は咳・鼻水・上気道炎で、重症化すると気管支炎などの下気道炎や肺炎を引き起こします/3位.伝染性紅斑(りんご病):2024年の後半から流行が始まり、東日本を中心に患者報告数が多く上がっています/4位.A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症):患者報告数は2025年第7週(2/10−16)時点である程度の水準を維持しており、春休みに入る前まで一定程度の報告数は出てくるものと予測しています/【要注意】麻しん(はしか):2025年明けから国内各地で患者が相次いで確認されております/取材:大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏