【1月に注意してほしい感染症】1位は新型コロナ 2位はインフルエンザ 3位はマイコプラズマ肺炎 4位は伝染性紅斑(りんご病)/1位.新型コロナ:2024年第45週(11/11−17)を境に、全国的に患者報告数が増加。2024年12月末時点では、これまでの流行とは違い西日本での流行は比較的落ち着いています。しかし、北海道・東北地方・中部地方では、定点報告数が高くなっており注意が必要です/2位.インフルエンザ:患者報告数は第48週(11/25−12/1)に4.86。翌49週(12/2−8)には9.03と大きく増加。インフルエンザ定点で4を超えた場合は、その後、急激に患者報告数が増加するケースが多く、今回もそのような傾向です/3位.マイコプラズマ肺炎:2024年は患者報告数が過去最多を更新しました。第46週(11/11−17)を境に減少していますが、患者報告数は依然、高水準です/4位.伝染性紅斑(りんご病):関東地方を中心に流行の兆しを見せています。東京・神奈川・千葉・埼玉など、首都圏で患者数が増加しています/取材:大阪府済生会中津病院院長補佐感染管理室室長 安井良則氏